エコノミークラス症候群

直下型地震の被害を受けた熊本では、被災者の中には車中泊を続けている人も多いみたいですが、熊本市の済生会熊本病院で、50代と60代の女性3人が肺塞栓(そくせん)症(エコノミークラス症候群)と診断され、意識不明の重体で入院していることがわかりました。

エコノミークラス症候群は、長時間にわたって同じ姿勢を続けることで血液中に血栓ができ、呼吸困難などになるもので、狭い車内であまり動かず避難生活を続けていたことが原因だとされました。
済生会熊本病院では「運動、水分補給、トイレに行くことが予防につながる」と対策を呼びかけていますが、現地では水の供給が追いついていないということで、物資の供給方法などの改善が叫ばれています。

熊本では家を失った人も多く、避難生活の長期化が懸念されていますが、仮設住宅の建設や九州各県内の公営住宅の無償貸与が検討されているようです。車中泊の連続はエコノミークラス症候群だけでなく、心身に大きなストレスを与えます。とにかく余震が一日も終息することを願うのみです。